セブンイレブンの未払い賃金対象者や問い合わせ方法は？残業手当の計算方法や記者会見の内容

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今回コンビニ大手のセブンイレブン・ジャパンは7年余りにわたって従業員の残業手当の一部の4億9000万円を支払っていないことが今年9月の労働基準監督署の指摘により明らかになりました。

それにより、記者会見が行われました。

この1970年代から行われているという事です。つまり40年以上の未払い賃金が発生しているわけです。

という事は、その間にセブンイレブンでアルバイトをしていた対象者はかなりの数になると思われます。

そもそも残業代未払いとはどういうことなのか？残業手当の計算方法のどの部分が間違っていたのか？

故意なのか？この残業代は支払われるのか？問い合わせ方法は？記者会見の内容は？

といった事を今回は調べてみたいと思います。

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セブイレブン記者会見内容

今回アルバイトの残業代の一部が未払いだった問題が発覚したことにより、セブンイレブン・ジャパンの永松文彦社長が12月10日記者会見を行いました。

永松文彦社長が１０日午後４時から東京都内で記者会見した。「加盟店様に提供している残業代の一部支払いが不足していることが判明した。多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことを深くおわび申し上げる」と陳謝し、頭を下げた。永松社長の月額報酬の１０％を３カ月間減給する処分も公表した。

出典：朝日新聞DEGITALより

永松社長は月額報酬の10パーセントを3か月減給するとのことです。

セブンイレブン・ジャパンの加盟店が雇用したパートやアルバイトの従業員の給料の計算や支払いは本部が代行する形をとっております。

未払い賃金問題はが起きた残業手当の計算方法

今回の報道を見出しなどだけ見てしまうと残業代をまったく払っていないようなイメージを受けますが、

残業代が一部未払いという事ですが、どの部分が未払いとなるのでしょうか？

まず今回支払われなかったというのは、精勤手当てと職責手当に対しての残業手当になります。

休まず出勤した場合に支払われる手当が精勤手当と言います。そして、職務の責任に対して支払われるのが、職責手当となります。

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残業手当の計算方法

ではどのように計算方法が間違っていたについてですが。

残業手当の本来の計算式は

残業時間×(月の所定労働時間/精勤手当+職務手当)×1.25

となっております。

今回最後の1.25を掛ける部分が0.25で計算していたことによる未払いという事になります。

例として時給1000円で月に110時間働いた場合は375円残業手当がつくはずだったものが75円となっていたという事です。

セブンイレブンの残業手当の賃金未払いは返金支払いされるのか？

さて、セブンイレブンで昔バイトをしていた方が気になるのは、昔のバイト代が返金支払されるのか？という事だと思います。

これに関しては、2012年3月以降の賃金未払い対象者には賃金を支払う方針とのことです。

従業員30000人以上とのことですが、1970年代から行われておりますが、データが無く2012年以前の場合は不明点があるため、一度セブンイレブンに問い合わせてほしいとのことです。

セブンイレブンへの未払い賃金問い合わせ方法

さてセブンイレブンへの問い合わせ方法と支払手順ですが、現在店舗に勤務されている方は書類を記入し、署名、捺印の後提出することで、直接支払われるとのことです。

すでに退職された方は24時間受付の「残業手当の一部お支払い」に関するホットライン

0120-386-076

に電話をしていただき、本人確認をした後、書類が送られてくるので、その書類に署名・捺印をして返信すると振り込まれるとのことです。

店舗従業員様への給与支払い代行業務における「精勤手当」「職責手当」に対する残業手当の一部支払い不足について
セブン‐イレブン・ジャパン
www.sej.co.jp

最後に

セブンイレブンは直近でも７payが中止になり、店舗指導員のおでんの無断発注の問題があったりと、企業としてはかなり問題がある実態が浮き彫りになってきましたよね。

今回の賃金未払いなどは1970年代から行われていたとのことで、40年以上も放置されてきたわけで、あくまでも個人的感想になりますけど、故意にやってるとしか思えないですけど、どうなんですかね？

大手企業としてうっかりミスで、社長が3か月10パーセント減給で済んでしまう問題なんでしょうか？

しかし、無断発注問題にしても、以前から問題視されながらもテレビなどで取り上げられなかったのに、最近になって取り上げられるようになったのはCMの広告料などが減っているのでしょうかね？

という事で、今回はセブンイレブンの未払い賃金の対象者や問い合わせ方法と記者会見の内容について書かせていただきました。

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