この間後輩と話していて、バドガールと言ってわかってもらえなかった今日この頃です。
バドガールとはビールのバドワイザー柄のボディコンワンピースを着て、12センチヒールのサンダルを履き、ビアガーデンでウェイトレスをしている女性のことです。
バドワイザー製品を宣伝するために作られた、キャンペーンガールです。
最近あまり見かけませんね。
まだビアガーデンに行くといるのでしょうか?
バドガールっていま居るの?知らない人もいる?
バドガールってどこに行っちゃったんだろうって思って、バドガールについていろいろ調べてみました。
ビアガーデンのウェイトレスとしてテレビCMに登場したのは、1990年代後半です。
その後バドスーツと呼ばれる、バドワイザー柄の超ミニのワンピースを着たアルバイトの女性がビアガーデンで多く見られるようになりました。
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2011年には、バドガールのいる店「バドワイザーカーニバル」が新橋、大宮、新宿にオープンしました。
選りすぐりの美女たちが接客してくれる「美人酒場」がサラリーマンたちの間で話題となり、平日なのに7時になると100席ある店内が満席になっています。
このころ、バドガールは大人気だった模様です。
バドガールが接客する飲食店も続々とオープンしました。そうした中でバドガールがバドワイザー製品の宣伝に大きな役割を果たしてきました。
バドワイザーが売りですが、生グレープサワーを頼むと、バドガールが目の前で絞ってくれます。他にも「バドガールのハイ!ハイ!ハイボール」など、客席を盛り上げる仕組みが盛りだくさん。
フードでは、ゆで玉子を剥いてくれる「バドガールのムキムキ玉子」が鉄板の人気だったようです。
元フジテレビのアナウンサーで現在フリーのアナウンサーの大島由香里さんは初バイトがバドガールだったとか。
平成10年11月のオープンより約19年間、新橋高架下のバドワイザーのコンセプトガール「バドガール」のいるビアホールとしてビール好きの皆様に愛されてきた「ビアカーニバル新橋店」ですが、耐震補強の建物の関係で、平成29年9月16日に閉店しました。
また、キリンビールは、ビール世界最大手のアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABI)の主力ブランド「バドワイザー」の国内製造・販売を2018年末で終了しました。
2019年からはABIの日本法人が輸入販売を行っています。
2020年現在のバドガール
近年はバドガールを見ることがめっきり少なくなりました。バドワイザーの認知度は十分高まっているため、バドガールで大々的に宣伝する必要がなくなっており、日本では役割を終えた存在になっていると言えます。
このようなことから、バドガールの登場する機会が減ってきてしまったようですね。
2019年現在では、パートナーズダイニングが、5月8日より順次、ビアガーデン・ビアホール「ビアカーニバル」「バドワイザーカーニバル」全9店舗を、夏期限定でオープンしています。
ビアガールと楽しく盛り上がれる、ビアガーデン、ビアホールパーティーコース、すべてハイネケン生ビールの飲み放題付となっています。
美味しい生ビールを飲みながら、ビアガールによる演出料理とダンスで楽しく盛り上がれます。
ビアガールのいる店舗は数少なく、限られていますが、お近くにお越しの際はぜひ会いに行って楽しんでみてはいかがですか。