レバノンがデフォルト(債務不履行)でカルロスゴーン逮捕を日本政府ができる可能性は?

レバノン政府が今月9日の償還期限の外貨建ての国際12億ドルの返済を財政難を理由に見送ることを発表いたしました。

レバノンは汚職がはびこり政情不安も抱えております。

今までですと全くピンとこない国で、ほぼニュースとしてはスルー国だったんですが、このような状況になって気になるのは先日ベイルートで記者会見を行ったレバノンにいるカルロスゴーン氏は一体どうなるのか?という事ですよね。

という事で、今回はレバノンのベイルートで行われた記者会見を振り返るのと、今後はどうなるのか?について考えてみたいと思います。

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ベイルートでの会見の内容

8日に行われる記者会見は日本時間で10時に開始されるとのことです。

内容につきましてはこちらに書かせていただきます。
中継動画はこちらになります。

結局の所は新情報があるわけでもなくただ自分は無実だと言っているだけの印象です。

結局日本政府関係者の名前も無ければ証拠もないでただ世界にむけての印象操作をしたかったのかな?と感じました。

カルロスゴーンが逃亡出国したレバノンが財政破綻

レバノンは地中海東岸に位置する国です。

面積は約一万平方キロメートルで人口は約420万人となっております。

おおよそ岐阜県と同じ規模となっております。川崎市の72.5倍で人口は3.1倍といったところです。

レバノンは中東の巴里と呼ばれ石油取引により栄えた中東地域の航空路のハブとして栄え、「中東のパリ」と呼ばれておりました、

しかし、シリアやイスラエルという中東の重要国に囲まれているため、軍事侵攻や度重なる内戦や政情不安で、企業や人材が海外に流出してしまいました。

現在はガス田探査を外国企業と進めたり、観光などで、経済復興をはかっております。

レバノンは18の宗教や宗派の共同体を公認し、その共同体を単位として政治的役職や権益を分配する「宗派制度」と呼ばれる方法で運営されております。

それぞれの宗派のボスである政治エリートが権益を子分ともいえる有権者に配分するといった形になります。

その為、ボスが子分よりも利益が出るような配分はされないですし、パレスチナ人やシリア人など後からやってきた自分たちの利益が減る人々を国民として受け入れるといった事が、困難で、内戦が起きております。

そして今回とうとう財政破綻したレバノンですが、

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ベイルートとは

レバノンの首都ベイルートはレバノンの西部、三角型のベイルート岬にある港湾都市になります。

1975年の内戦前まではアラブ地域の金融や商業、工業などの中心地でしたが破壊され、1989年の内戦終結後から現在も再建中です。

レバノン人はカルロスゴーンを歓迎しているのか?

現在宗派による権益配分に対しての批判、政治や経済の停滞を招いている政治家や権力者たちを非難する反政府抗議デモが2019年10月17日から起きております。

こういった活動は宗派を超えて若者が抗議活動をしており、混乱が続いております。

レバノンの人々は全員カルロス・ゴーン元会長のように世界をまたにかける商人のようなイメージを持ちますが、そういった事が出来るのは特権階級のエリートなのが、実情であります。

カルロスゴーン元会長はそういった意味では特権階級のエリートの立場となります。

レバノンではカルロスゴーン元会長のような成功者がレバノンに対して身銭を切って貧富の差を解消することが求められます。

という事で、2018年の逮捕された当時は日本に対しての批判が多かったですが、現在は反政府派の市民からはカルロスゴーン元会長批判されており、けして市民全員に歓迎されている状況ではありません。

レバノンの一部の弁護士グループが2008年に電気自動車の式典に出席するためにイスラエルに入国していたとする報告書を司法当局に提出しております。

ただレバノンは汚職などが蔓延しており、司法当局が動くことはないと思われます。

カルロス・ゴーン元会長は逮捕できないのか?

さて、日本は犯罪人を渡航先の国から引き渡してもらう、「犯罪人引渡し条約」は韓国とアメリカ以外とは締結しておりません。これは世界的に見ても非常に少ないらしいです。

その為国外に逃亡してしまったカルロス・ゴーン元会長の身柄をレバノンから引き渡してもらうことはほぼ不可能でしょう。

カルロス・ゴーン元会長の身柄の確保の方法は国際刑事機構(ICPO)の国際手配

犯罪人引渡し条約が締結されていない国へ逃亡したカルロス・ゴーン容疑者を逮捕する方法はもう全くないような報道のされ方をしておりますが、この場合は国際指名手配され、カルロス・ゴーン元会長の身柄を確保することを目指すことになります。

国際指名手配とは、国際刑事機構(ICPO)が加盟国の政府を通じて、事件の容疑者の捜索を行う方法です。

今回の場合ですと、レバノン政府は基本的には自国民の保護を基本的に考えておりますと、捜査協力を得られるとは思い難いので、レバノンから別の国に出国したところを狙わなければならないという事になるのではないでしょうか?

ただ今回のレバノン政府のデフォルトにより、国民の政府に対する不満も爆発する恐れがあり、暴動などが起こった場合、富裕層の立場であるカルロスゴーン氏の身の安全が担保される状況ではなくなってきたのではないでしょうか?

カルロスゴーン氏の逮捕の可能性は?

たとえば、レバノン政府に経済支援をする見返りに身柄の引き渡しを要求するといった事も可能性としてはあるのかもしれません。

どちらにしろレバノン国内に滞在しているという事が現在安全が確保される状況ではなくなったのは確かだと思います。

むしろ日本に行った方が命の危険が無いかもしれません。

という事で、あくまでも予想になりますが、カルロスゴーン氏の逮捕の可能性について書かせたいただきました。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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