2020年の10月11日から放送がスタートしております危険なビーナスは主人公の妻夫木聡さん演じる手島伯朗と、彼の元に現れた弟の妻と名乗る吉高由里子さん演じる矢神楓が30億円の遺産争いに巻き込まれながら弟の失踪の謎を追いかけていくというミステリードラマです。
1話では楓は弟の明人の妻だと思わせておきながら最後に疑問が残る終わり方を致しました。
実は当方は原作は読了済みですが、一話から展開が違う為、原作の真相を知っていても楽しめる内容となっております。
という事で、今回は危険なビーナスの矢神楓の正体について調べてみたいと思います。
原作のネタバレの部分はあらかじめネタバレと見出しに書かせていただきますので、お気を付けください。
危険なビーナス一話での矢神楓
一話では動物病院に弟の矢神明人の妻を名乗る楓(吉高由里子)が失踪した弟の行方を捜すために矢神家の一族の親族会議に一緒に行ってほしいというところから話がスタートいたします。
矢神家とは関わらないといっていた伯郎でしたが、ほっておけないという事で一緒に親族会議に行くことになり、矢神家を探っていくことになります。
一話では明人のマンションで楓と明人の写真が飾ってあり、明人の事を本気で心配している様子も見られているため、伯朗は楓は本当に明人の妻だと信じることにしました。
しかし、楓が牧雄があやしいとにらんで呼び出したところに伯朗も同行して待っておりましたが、牧雄が何者かにエスカレーターで突き落とされていたところに、待ち合わせ場所に来なかった牧雄が戻ってくるという怪しさを残して、一話が終わりました。
危険なビーナスの一話の原作との違い
ここでは危険なビーナスの一話の原作との違いが大きく3つありました
それらを書いていきたいと思います。
細かい推理とは関係ない部分は省かせていただきます。
まず矢神家の親族会議の際に矢神楓(吉高由里子)が、矢神明人(染谷将太)の遺産相続に対する意向を矢神家で発表した際の内容は、
- 矢神邸及びそれに付随するすべてを財産を相続する
- 祖父である矢神康之介(栗田芳宏)の法定相続人に対する遺留分についても改めて精査を行う
- 不正が判明した場合は直ちに返還を要求する
といった内容は同じです。
この場面はドラマでは矢神楓(吉高由里子)と手島伯朗(妻夫木聡)が明人の生死に関して喧嘩をして、伯朗は親族会議のこの場面では同席しておりません。
しかし、危険なビーナスの原作では喧嘩をしておらず手島伯朗(妻夫木聡)は同席しております。またそのあとで、楓が物置に閉じ込められておりますが、このシーンも危険なビーナスの原作にはありません。
そして、大きく違うのが、叔母夫婦の兼岩順子(坂井真紀)と兼岩憲三(小日向文世)に矢神楓(吉高由里子)は危険なビーナスのドラマ版では矢神明人(染谷将太)が疾走している事を打ち明けております。
しかし、危険なビーナスの原作ですと打ち明けておりません。
最後の3つ目ですが、ラストに矢神楓(吉高由里子)は矢神牧雄を呼び出しておりますが、危険なビーナスの原作ではそういった事は知れ折りません。
という事で牧雄がエスカレーターで転落するといった事もお着ておりません。
以上の3つが一話で原作と違っておりました。言及はしませんが、最後のオチに大きくかかわってくる部分が違っているものがあるので非常に気になります。
またそれにより矢神楓の正体もひょっとしたら原作と違ってくるのではないか?とも考えてしまいます。
危険なビーナスの矢神楓(吉高由里子)の正体の原作ネタバレ
以下をクリックすると危険ビーナスの矢神楓(吉高由里子)の正体の原作小説のネタバレが描かれておりますので、ご注意ください。
では本題の矢神楓の正体の原作のネタバレをさせていただきます。
矢神楓の正体は潜入捜査官です。
警視庁のサイバー犯罪対策課に情報提供があり、「コーディネーター」と自称する人物がネットで監禁を依頼しているという事が判明いたします。
警視庁は仕事を請け負うふりをして「コーディネーター」と連絡を取り合ううちに矢神明人を監禁しようとしていることにたどり着きます。
そして、警視庁は明人に連絡をとり、実際に拉致監禁されたように見せかけ保護させてほしいと伝えます。
そこで、明人は15年前にしんだ母の矢神禎子が風呂場で亡くなった事故がこの事件に関係しているのではないか?また矢神家の遺産相続の話が関係しているのではないか?
と思い、警察と話し合った末に潜入捜査官として楓を明人の妻として潜入させるという日本の警察では前代未聞の潜入捜査をすることになりました。
最後に
という事で矢神楓(吉高由里子)の正体を原作のネタバレをさせていただきましたが、すでに一話でかなりストーリーが変わっておりますので、変わっている可能性は十分に考えられます。
原作を読了済みの人間にも楽しめる内容にドラマはなっておりますね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。