今回ぴったんこカン・カンでは高橋一生さんががピエンロー鍋を作るとの事です。
ピエンロー鍋とはいったいどんな鍋何でしょうか?
このピエンロー鍋についてやレシピやお店などをご紹介させていただきます。
蒼井優が作ったピエンロー鍋とは?
ピエンロー鍋とは中国では鍋料理という意味になります。
妹尾河童さんが「河童のスケッチブック」で紹介し有名になりました。
どういった鍋かといいますと、単純に一言でいえば白菜鍋です。
中国の鍋料理と言いながら、中国人も知っている方が少なく逆に妹尾かっぱさんの「河童のスケッチブック」を読んで知る方が多いとのことです。
最近でいいますと東京タラレバ娘などでも紹介されました。
干し椎茸を水戻しして、戻し汁は出汁に使い、具は豚肉、白菜、春雨になります。
最大の特徴として、鍋の中に調味料は胡麻油のみしか入れないというところです。
塩や一味唐辛子は取り分けてから各自の好みで味付けをする形になります。
河童のスケッチブックとは?
河童のスケッチブックとは妹尾河童さんのイラスト入りエッセイ集です。1986年~1988年にサンデー毎日で連載されたものに書きおろしを追加して1995年に出版されました。
アマゾンのレビューを見ますと、掘り下げは浅いが取り上げるテーマが広いということと、やはり、ピエンロー鍋についての部分が絶賛されております。
東京タラレバ娘とは?
東村アキコ原作のドラマです。
吉高由里子と榮倉奈々と大島優子の出演したドラマです。
「キレイになったら~」「好きになれば~」と居酒屋でクダを巻いて、タラレバを言っていた女子三人が「タラレバ女」と謎の金髪美青年に名付けられ居酒屋「呑んべえ」で繰り広げらる恋愛コメディドラマです。
ピエンロー鍋のレシピ
材料
- 人数の目安-3.5人分
- 白菜:1/2玉以上
- 鶏もも肉:1枚
- 豚バラ肉(ブロック):300g程度
- 干し椎茸:1人につき2枚程度
- 緑豆春雨:30~50g
- 塩:ふたつまみぐらい
- ごま油:大さじ2~3
- ご飯(雑炊を作る場合、予め洗っておく)1.5合~2合
- べったら漬(河童氏のレシピに基づく場合)、たくあんでも可:多め
作り方
- 干し椎茸を水で戻し、戻し汁は後で出汁として使う為、採っておきます。
- 戻し汁を越しながら鍋に入れ、椎茸は一口大にカットする。
- だし汁の量が少ない場合は水を足す。
- 白菜を芯と葉を分けて大きめに切る
- 鶏ももを一口大に切り、豚バラを5mmぐらいにスライスする
- 鍋に白菜の新と椎茸を入れて水を鍋肌に水分が見える程度に足す。
- 肉を火を通りやすくするため平らにならべる。
- 白菜の葉を、いれて塩を二つまみ振りかけて、ごま油大匙1程度まわしがけする。蓋をして弱火で30分(高橋一生さんは塩コショウをいれております)
- 水で戻した春雨を30分後に投入してから、ふたたびごま油を投入して完成。
食べ方
- 小皿に取ってから塩と一味を少しいれて食べる。
- 具が無くなったらご飯と卵を入れて雑炊にする。卵は入れるか入れないかはお好み
- べったら漬けとたくあんがおすすめ。
中国にはピエンロー鍋は無い?
「河童のスケッチブック」では広西チワン族自治区の料理で中国に長く住む友人から教わったと書いております。漢字では「扁炉」と書くとのことです。
実際中国で扁炉と検索しても出てこないです。「扁炉、辺炉、打辺炉」と書くと鍋という意味ですので、「扁炉鍋」と書くと「鍋鍋」という意味になってしまいます。
という事で、中国人も「河童のスケッチブックで知った」という方がほとんどのようです。
その為、一般的な料理ではなく、たまたま妹尾河童さんの知り合いの「中国に長く住んでいた友人」がお世話になった家庭の独自の家庭料理ではないか?との説があります。
最後に
という事で、今回はピエンロー鍋についてやレシピについて書かせていただきました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。