2018年10月から放送されていたソードアート・オンラインシリーズのアリシゼーション編の最終章、原作小説では『アンダーワールド大戦』と表されている物語の第2クールが本来2020年4月25日から放送される予定でした。
しかし、新型コロナウイルスの影響により、7月クールに延期となりました。その代わりに同じ時間帯は1stクールである「ソードアート・オンライン ―アリシゼーション―War of Underworld」1話~12話が再放送されます。
という事で、「ソードアート・オンライン ―アリシゼーション―War of Underworld」の1stクールの概要や感想をまとめさせていただいております。
ソードアート・オンライン ―アリシゼーション―War of Underworldの1話~12話までの感想まとめ
1話から12話各話の感想を書かせていただいております。
1話
2話
3話
4話
5話
6話
7話
8話
9話
10話
11話
12話
ソードアート・オンライン ―アリシゼーション―War of Underworldとは?
『ソードアート・オンライン―アリシゼーション―』で描かれたキリトがアドミニストレータを倒したその後が描かれていますが、今度の主人公はとある事情からキリトでもユージオでもなくアリスです。
アリシゼーション編の続きだからと思ってしまいますが、内容も副題の通り人界と暗黒界(ダークテリトリー)がぶつかり合う大戦が描かれています。
そのため『ソードアート・オンライン ―アリシゼーション―War of Underworld』を視聴する前に、原作小説から押さえておきたい内容を紹介します。
『ソードアート・オンライン―アリシゼーション―War of Underworldは原作小説第15巻から
原作小説第14巻でアドミニストレータ戦が描かれ、その後キリトが菊岡たちと連絡を取りその最中に外から襲撃に合い通信が途中で途絶えてしまうところまでが書かれています。
そしてその続巻である原作小説第15巻から小説内でも扉絵で「ソードアート・オンライン第四部 [アリシゼーション]新章アンダーワールド大戦」と新しい物語が始まったことが宣言されています。
アリシゼーション編以前の物語はアニメ化されているので、予習をしておきたい方や放送まで我慢が出来ない方などはアンダーワールド大戦がはじまる第15巻から手にとってみるのも良いかもしれません。
主人公はアリス・シンセサイズ・サーティ
これまでアリシゼーション編はキリトとユージオが共にアリスを助けるためにアンダーワールドの北部の辺境の村ルーリッドから旅たち公理教会に至り、アドミニストレータを倒すまでが描かれました。
原作小説では主観がキリトで書かれている部分が多いですが、アリシゼーション編は他と違いキリトとユージオのダブル主人公という印象でした。
ただしアリスが整合騎士として登場しキリトと共にセントラル・カセドラルの壁をよじ登っているところが書かれた原作小説第13巻のあとがきで作者がアリスのことを3人目の主人公であると言及しています。
そしてこれからアニメ化されるアンダーワールド大戦では、ユージオはアドミニストレータ戦で命を落とし、キリトは現実世界と通信中にSTLの電源を落とされてしまったことで精神に大きな傷を負い復活するまでの間(小説では数巻)セリフが「あ…」などのうめき声だけです。
そのためアンダーワールド大戦ではアリスが主人公として描かれ、車椅子に乗ったキリトと共にルーリッドの村で療養をするところから物語がスタートします。
現実世界の描写の増加
アニメでもたびたびキリトのSTLが置かれているオーシャン・タートルの様子が描かれていましたが、何故襲撃を受けたのかという過程や、襲撃者たちとの攻防戦が描かれるため現実世界の描写が増加します。
ただしここで注意しておきたいのが、アンダーワールドという仮想世界と現実世界では時間の流れるはやさが違っているという点です。
アンダーワールドはボトムアップ型AIを完成させるため、任意で時間が加速されており、現実世界の3日間がキリトにとっては約2年半に相当していました。
オーシャン・タートルが襲撃を受けため、襲撃者たちが加速倍率を変化させ現実世界と等倍にしたり加速させたりと変化させます。
小説では時間経過の説明が度々入りますが、アニメのほうではわからないため、「すごいいろいろあったけれど実は現実世界では数時間しか経っていなかった」というところが多々あると思いますのでこの点に注意したほうが良いと思います。
最後に
という事で今回は延期となってしまいました「ソードアート・オンライン ―アリシゼーション―War of Underworld」の1stクールについての概要や、感想や解説などをまとめさせていただきました。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。